初めてのカラコン
ラブコンのカラコンを初めて購入する前にカラコンの基礎知識を知っておきましょう。
特にカラコンを装着したことがないという人は必見です。
まずカラコンを買う前にするべきこと。それは眼科に行って診察を受けることです。眼科に行くことで自分の目の状態を知ることができます。つまり自分の目のデータを理解することです。
このデータはカラコンを購入するにあたって必ず必要となってきます。またカラコンは購入前に眼科医の処方箋が必要になります。
必ずカラコン購入前には眼科で診察を受けるようにしましょう。
カラコン用語集
■DIA
カラコンのレンズの大きさを表す数値。DIAはレンズ全体の直径のことを言います。着色されていない部分も含む直径のことです。DIA14.5mmやDIA15mmなどと表記されています。この数値が大きいほどレンズも大きいということです。
■着色直径
着色直径はDIAと違いレンズの着色部分の直径のことを言います。つまりこの着色直径が大きいほど黒目が大きく見えるということです。DIAと同じで14.5mmや15mmと表記されます。
■PWR
カラコンのの度数を表します。近視の場合は-2.50、-6.00などと表記されます。この数値が大きいほど度数が強くなります。逆に遠視の場合は+表記になります。度なしの場合は0.00になります。
■BC
BCはベースカーブの略です。ベースカーブとはレンズの内側のカーブの度合いを表す数値です。8.3、8.4、8.5などと表記されます。自分のベースカーブにあったカラコンを使うことが理想ですが、カラコンはソフトレンズのため多少の誤差は問題ないようになっています。ただこのベースカーブがあまりにもかけ離れていると違和感やレンズのズレが生じることがあります。ベースカーブは眼科で調べればすぐに分かります。
■中心厚
中心圧とはカラコンの中心部の厚さのことです。「CT」と表記される場合もあります。この数値が小さいほどレンズが薄いということになります。
■含水率
含水率とはカラコンに含まれる水分の割合を示す数値です。含水率が50%未満のものを低含水率レンズ。含水率が50%以上のものを高含水率レンズになります。38%くらいが一般的な低含水率のレンズです。
高含水率レンズのメリットは「酸素透過率」が高くレンズが水分を多く含んでいるので潤いがありつけ心地がいいことです。デメリットはレンズ自体が水分を多く必要とするため瞳の水分を奪ってしまい、目が乾燥しやすくなるということです。
低含水率レンズのメリットは目が乾燥しにくいということです。レンズ自体が水分を多く必要としないので瞳の水分を奪う心配がありません。また汚れにくいので使用期限の長いカラコンはまた低含水率レンズが多いようです。デメリットは水分が少ない分、目が乾燥している状態で装着するとゴロゴロ感や違和感が出ることがあります。
カラコンの製造方法
■サンドイッチ製法
サンドイッチ製法とは字のごとく2枚のレンズで着色面を挟んで製造する方法です。色素が直接目に触れないので安全性の高い製法です。メリットはやはり安全性の高さです。ラブコンのカラコンはこのサンドイッチ製法で作られています。
■ラップイン製法
ラップイン製法とは色素をレンズの素材でコーティングした後、型にレンズの素材を入れて製造する方法です。メリットはレンズが薄く作れるのでつけ心地が良いという点です。